タイガーナッツとオルチャータ

//タイガーナッツとオルチャータ

私は、タイガーナッツやタイガーナッツミルクを正しく知っていただき、食生活に気軽に摂り入れてもらえる「野菜」を目指しています。10年前からタイガーナッツの調理法をデモするお教室+お食事会を開催しています。

タイガーナッツアカデミーを創設して、オルチャータ(プラントミルク)をご家庭でも手軽に作って頂ける『ワークショップ・おうちdeオルチャータ』も始めました。

ワークショップ・おうちdeオルチャータ

『ワークショップ・おうちdeオルチャータ』では、タイガーナッツの栄養成分表を見たり、スーパーフードだと聞いて飛びつき購入されたままの人、漠然とタイガーナッツというものに興味を持っている人、タイガーナッツをもっと良く知って、ご自身の料理教室に使ってみたい方々のためのワークショップです。

タイガーナッツがナッツではなく野菜であることに、ほとんどの人がまず驚かれます。その説明は、後にしてタイガーナッツをもっと手軽なスナックとして、玉ねぎや人参と同じようにキッチンに常備して欲しいのです。

だって「地球最古の野菜」なんですから、もったいないでしょう

タイガーナッツ農園

収穫されたタイガーナッツ

タイガーナッツを取り上げていただいた、ここ『健康人生100年クラブ』というポータルサイトは、『食』を中心に健康人生を目指そうとしています。きっとタイガーナッツだけでなく本物の情報を求める人々にとって寄りどころとなることでしょう。

正に、健康と美しくなることを心がけている人々の情報オアシスとなることを期待し、タイガーナッツのご紹介ができることを誇りに感じています。

タイガーナッツを取扱っていることで、私は、食物や食事について関心を多く持っています。タイガーナッツが最近スーパーフードと呼ばれるようになってから食物の機能性についてはつい、多くの食材とタイガーナッツを比べてしまいます。

そこで気付くことは添加物の多さです。

食品の裏ラベルを見て購入していますか?私は、それを見ると買えるモノがほとんど無くなってしまいます。本当に困っています。妥協して買っている方も多いことでしょう。あなたは、食品添加物として日本国内で許可されている薬品がいくつあるかご存知でしょうか。

イギリス: 21種類
ドイツ : 64種類
アメリカ:130種類

日本は、ナント1500種類以上だそうです。

みなさんは、きっとアメリカが農薬や添加物を大量に使っていると思われていたのではないでしょうか。1500種類以上、この数字を聞いたら日本人が自滅の道を辿っているとしか思えません。ある大学の研究機関の調査によってタイガーナッツは、200万年以上前から棲息しており、我々の先祖から今日に至るまで育んでいる野菜、ということが解明されています。

地球最古と認知されたのは、この調査があったからです。

そして、アフリカを起源とするこの植物は、今まで遺伝子組換えはもちろん、品種の改良もしていません。農薬も肥料も施さない『自然栽培』です。

自然栽培とは

自然の力をいかんなく引きだす永続的かつ体系的な農業方式の呼称です。肥料・農薬には頼らず、植物と土の本来持つ力を引き出す農業です。自然栽培は、一切の肥料・農薬を使用しません。「自然栽培」の定義は、自然界を教師にして、自然から学び、自然を尊びながら自然に添っていくことです。

太古の食事は80%がタイガーナッツ?!

人は「健康」で「若々しく」それでいて「美しく」いることは誰しもの願いでしょう。タイガーナッツの普及活動を使命としている私に、改めて積極的にタイガーナッツに取組むキッカケがありました。

それは2014年のオックスフォード大学からの歴史的学術論文でした。タイガーナッツは太古の昔、エジプトを経てスペインに渡り、それからオルチャータが出来たとスペイン人から聞いてはいました。しかし、この論文のようにハッキリと年数があったということは知りませんでした。その論文は、まさかそんなに昔から!とビックリのエビデンスが発表されていたのです。

そして、私を更に本気にさせたその論文の内容は…。

タイガーナッツは、アフリカを起源とし、200~140万年前には既に棲息していて、なんと、「我々の先祖は、食料の80%をタイガーナッツに依存して生きていた」と、言うのです。

出土する頭蓋骨にある歯のエナメル質の状態からタイガーナッツを食べていたと判明しています。では、一日の食料の80%とはどのくらいの量のタイガーナッツを食べていたのでしょうか。それはなんと両手山盛りいっぱい! だったそうです。

タイガーナッツを食べた経験のある方なら想像できると思いますが、とても両手山盛りいっぱいなんて噛んでいられる量ではありません。

なんども言いますが、タイガーナッツはナッツではありません、タイガーナッツは、学術名を Cyperus Esculentus と言う野菜なんです。もっと細かく云えば根菜です。

タイガーナッツの茎と根

この植物は、地球上、氷の上以外どこでも繁茂(はんも)している繁殖力の強い植物です。この種類の植物はは大きなファミリーを形成し、その種類ごとに棲息場所をマークしていくと地球上に等高線のように位置が確認できるそうです。地球環境を知る手掛かりにもなると言います。

ただ残念なことに日本では、農家さんが口を揃えて「クサ」と呼ぶ雑草です。

なぜか日本では、食べると云うほど塊茎(かいけい)を付ける種ではなく、戦時中でもあまり食べたという情報は聞きません。ですが、スゲ笠、みの笠など、スゲの茎や葉の部分を編んだり織ったりして雨、風、雪を防ぐ被服としては利用していました。

日本では見向きもされなかった塊茎ですが古代エジプトでは、癒しとエネルギー再生効果絶大なものとして珍重され、貴重な財産のひとつでもありました。また死者の復活の時のためにとタイガーナッツは共に石棺に入れられ埋葬されていました。

エジプトでは早くから栽培できる植物として重要視され、後にその栽培技術はスペインに渡りました。スペインではチュファ(Chufa)と呼ばれ、地中海の風と適度な砂地のバレンシア地方に定着しました。

スペインでの正式名称は、オルチャータ・デ・チュ ファその後、数千年の間スペインの人々の腹を満たし、800年程前から「オルチャータ/Horchata de Chufa」という飲みものに進化しました。タイガーナッツの甘くておいしいそのドリンクは、スペイン人にとっての国民的飲み物に成長していったのです。

タイガーナッツは、自然栽培でフェアトレードによって、輸入されたソーシャルアイテムとして承知して下さり、支持してくださる人も多い野菜です。遺伝子組換えしていないことや農薬不使用など基本的なことも大変素晴らしい安心安全な条件で自然栽培されています。

注意!
現在流通しているタイガーナッツ全てが、自然栽培でありフェアトレードによって輸入されているとは限りませんが、私の会社(タイガ=ナッツ・ジャパン株式会社)では、自然栽培によって育てられたタイガーナッツをフェアトレードによって輸入しています。

タイガーナッツがスーパーフードと呼ばれているワケは他にもあるのでご紹介します。

  • 非遺伝子組替/Non-GMO
  • 品種改良/No artificial breeding
  • アレルギーフリー/Allergy Free
  • ナッツフリー/Nut Free
  • グルテンフリー/Gluten Free
  • 無乳糖/No Lactose
  • ローフード/Raw Food
  • ヴィーガン*1対応 /Vegan
  • マクロビアン*2対応/Macrobian
  • コーシャ*3対応 /Kosher
  • ハラル対応*4/Halal
  • パレオ対応*5/Paleo Friendly
  • 豊富な繊維質/High Fiber
  • 高い栄養素/Rich Nutrients
  • 低カロリー /Low calorie
  • コレステロール無し/No Cholesterol
  • フェアトレード*6 /Fair Trade

*1ヴィーガンとは:肉や魚を食べないのに加え、卵や乳製品、ハチミツなど動物製品を使用しない生活様式。ダイエタリー・ヴィーガニズム(純菜食主義)。

*2マクロビアンとは:玄米菜食主義者。玄米や全粒粉を主食とし、豆類、野菜、海藻類など食す。

*3コーシャとは:ユダヤ教徒が食べてもよいとされる「清浄な食品」のこと。

*4ハラルとは:イスラム教徒が食べても良いとされる食品のこと。

*5パレオとは:「原始人食」と訳されることもある農耕や牧畜によって生産されたものを食べない習慣。豚や鶏、お魚などの「お肉」も食べますが、野生のお肉を食する。野菜は、野草、自然栽培のものが基本となる。穀物は食べない。

*6フェアトレード(Fair Trade : 公平貿易)とは:発展途上国で作られた作物や製品を適正な価格で継続的に取引することによって生産者の持続的な生活向上を支える仕組み。

このようにスーパーフードに相応しい条件を持っていますが、一番お勧めできるポイントは、『腸に効く!』と私自身が一番感じられているからです。すべての健康の基本は、腸の調子で決まります。腸のきれいなヒトはお肌もキレイです。

By |2018-07-31T14:58:37+00:002018年7月31日|カテゴリー: 飲料と健康 |タイガーナッツとオルチャータ はコメントを受け付けていません。

投稿者:

きれす けいこ(Quiles Keiko)1984年にタイガ=ナッツ・ジャパン株式会社を設立し、日本で真っ先にタイガーナッツの有用性に目をつけた第一人者的存在。スペイン系フランス人の夫を持ち、自然栽培にこだわり、フェアトレードを行うなど、タイガーナッツ農家への支援活動も行なっている。