宇多川久美子

//宇多川久美子

宇多川久美子皆さん、こんにちは!「薬を使わない薬剤師」宇多川久美子(うたがわ くみこ)です。

薬剤師になって37年になります。薬剤師として20年間調剤をしてきました。
医療の現場に身を置く中で、薬漬けの治療法に疑問を感じ、「薬を使わない薬剤師」を目指すようになりました。

現在は、自らの経験と栄養学・運動生理学等の知識を活かし、感じて食べる「感食」・楽しく歩く「ハッピーウォーク」を中心に、講演会、出版、テレビやラジオ等のメディア出演、雑誌取材、連載コラム等で「薬に頼らない健康法」を多くの方々に発信しています。

薬剤師・栄養学博士(米AHCN大学)
一般社団法人国際感食協会 代表理事
NPO法人「統合医学健康増進会」常務理事

【主な著書】

『薬が病気をつくる』(あさ出版 (2014/4/24))『薬が病気をつくる』(あさ出版 (2014/4/24))は、おかげさまで10万部越えのベストセラーとなりました。

長寿大国として知られている日本では、多くの人が病院、そして薬に絶対的信頼を置いています。これが平均寿命と健康寿命の大きな開きを生んでいます。そして薬依存の日本人を作ってしまっています。本当の健康人生を歩むためには、医療に依存しない「健康での自立」が必要です。

今飲んでいる薬が本当に手放せないものなのかをご自身で考えていただき、どうしたら薬を必要としない身体を作ることができるのかを「健康人生100年クラブ」で、みなさんと一緒に考えていきたいと思っています。

国際感食協会の目指すもの

私は2010年に「一般社団法人国際感食協会」を設立しました。「感食」とは食べることに「感謝し、感動し、五感で食べる」という意味です。そして、感謝のことば「いただきます」「ごちそうさま」を世界中に広げたい!というのが国際感食協会設立の主旨です。

生きる基本はまず「食」から。だからこそ、安心・安全でないもの、過食ゆえの栄養失調は私たちを健康から遠ざけます。

その解消のためにも、西洋では「メスを使わない最良のオペ」といわれている「ファスティング(断食)」を推奨しています。食を断つことは自分自身に「食の大切さ」を問いかけることにもなります。

「健康人生100年クラブ」で「食」の大切さを発信できることを楽しみにしています。

薬との付き合い方

現在の薬局で処方されるような薬、つまり西洋薬が世に広まるようになったきっかけは1800年代半ばのクリミア戦争です。

戦争中、戦地では多くのけが人が出ます。出血を止める必要がありました。また、不衛生を強いられるような場所で集団生活をしているので感染症などが広がる危険性もありました。

急性のケガや痛みを一時的に抑えたり、出血を止めたり、感染症の原因となる菌を減らしたり殺したりすることには薬はとても有効で素晴らしい力を発揮します。

そう、そもそも薬は急場をしのぐためのものだったのです。

ところが、その後私たちは慢性疾患に対しても薬を使うようになっていきました。薬の力で値を下げるということを慢性的に続けているのです。現在、病院で処方されている薬の約9割は慢性疾患に対するものだと言われています。

毎日薬局には多くの患者さんがいらっしゃいます。

患者さんが不安にならないように、飲み忘れをしないように薬剤師として親身に服薬指導をする毎日でした。そんな日々の中で私の心の中に積もっていく想いがありました。

それは「毎日こんなにたくさんの患者さんに薬を出し続けているのに、どうして薬を求める患者さんの数が減っていかないのだろう?」ということです。

日進月歩で医学が進んでいるといわれているのに、患者さんは薬のおかげでよくなって薬を飲まなくなるどころか、薬の量が増えていく人の方が多かったように思います。

最初は軽いお薬が1錠だったのに、それが2錠になり3錠になり…

気がつけば複数の種類の薬を20錠、30錠飲むように指導するなんていうこともありました。
「私がしていることは、本当に患者さんの健康の手助けになっているのだろうか?」
そのときから始まったのが「薬っていったい何だろう?」という問いかけです。薬を飲み続けても病気がよくならないなら、何のために薬を飲んでいるのだろう?と強く疑問に思うようになりました。

薬薬というのは、ほとんどが合成物ですから人間の身体にとっては「異物」です。異物ですから、身体の中に入った薬は本人が感じるか感じないかに関わらず様々な影響を良くも悪くも及ぼすことになります。

目に見えたり、明らかに身体の調子が悪かったりする場合は副作用として大きく注目されますが、それ以外でも何らかの異物反応は起こっているはずです。

そのような異物でもある薬を、急場をしのぐためだけではなく半永久的にのみ続けたら、いったい身体にどんな影響を与えることになってしまうのか?
 
私はとても大きな不安を感じています。

現在は「薬を使わない」薬剤師として活動をしていますが、実は私自身、薬に頼りきり、30代のころには一日17錠の薬を常用していました。

私の体調を治してもらいたくて薬を飲むのに、飲んでも飲んでも一向に良くなることはありませんでした。そんな私も、食生活を見直し、ネコ背を直し、歩き方を変え…と、日常生活を変えることで17錠の薬を全て手放すことができたのです。

薬が必要な場面というのは、もちろんあります。だから、私は薬を完全に否定する立場ではありません。薬によって助けられることがたくさんあることも知っています。

ただ、一方で「必要じゃない」場合も多いのではないかと思うのです。特に慢性的な病気の場合には、本当にその人の身体を治すことができるのはその人自身だけだと思うに至っています。

だからこそ、今飲んでいる薬が本当に手放せないものなのかをご自身で考えていただき、どうしたら薬を必要としない身体を作ることができるのかをみなさんに伝えることが「薬を使わない薬剤師」としての私の使命だと思っています。

By |2018-11-21T05:15:05+00:002018年8月3日|カテゴリー: 権威者紹介 |宇多川久美子 はコメントを受け付けていません。

投稿者:

宇多川久美子(うたがわ くみこ)1959年千葉県生まれ。明治薬科大学卒業。薬剤師・栄養学博士(米AHCN大学)。『薬を使わない薬剤師』として活動し、一般社団法人国際感食協会の代表理事を務める。主な著書に『薬が病気をつくる ~薬に頼らずに健康で長生きする方法(あさ出版) 』『それでも薬剤師は薬を飲まない–食事が変わると、健康になる (廣済堂健康人新書)』『薬剤師は抗がん剤を使わない (廣済堂健康人新書)』などがある。