星子 尚美

星子尚美星子尚美(ほしこなおみ)
星子クリニック院長・医学博士

東京女子医科大学医学部卒業、熊本大学医学部大学院修了。全人的医療を目指した自由診療のみの代替医療のクリニックを開業。ガン、生活習慣病などの難病に苦しむ患者の治療と予防医療を行っている。
放射線科専門医、日本臨床抗老化医学界認定医、高濃度ビタミン点滴及びキレーション療法専門医。東久邇宮国際文化褒賞授与 (予防医学に貢献した等)。著書に、『「平熱37℃」で病気知らずの体をつくる』など。

私は医者として、人として、みなさんに健康で長寿な人生を過ごしてほしいと切に願っています。私は医師という仕事を選び、人の生命に関わる事に従事しました。そこに理想の医療を追求していこうと思ったからです。ところがしばらくして、医療という現場での限界が見えてきました。その限界に立ち向かいながら、医師として悩む日が続きました。

そして、私自身が乳がんに倒れる事で、真の医療とは何かを見つける事ができたのです。それは、人間として正しい道を歩む事でした。

私はまず食に注目し、「食育」という視点から、カラダに向き合いました。それは、予防医療への着眼でもありました。食育という視点では、健康な体は「腸」を正常に働かせることで生まれるという事が理解できます。病気にならない体をつくることが最も大切だからです。

また、人体のメカニズムを知ると、私達の体は活性酸素が影響して病気になりがちだという事がわかります。それを抑えるためには、抗酸化物質の豊富な食物を摂り、生活環境を整える事が大事なのです。

活性酸素を出さない工夫をしましょう

─自分のカラダは自分で守る─

私は予防医療としてのセルフメディケーションを勧めています。自分の健康状態には自分で責任をもつという自覚が大事ですし、生活習慣や食習慣が健康維持の基本ですから、医薬品に頼ってばかりいるようなことでは本当の健康なカラダはつくれません。

現代人の健康を害する活性酸素

現代の生活で予防を考えるときに無視できないことがあります。それは、活性酸素の存在です。

活性酸素には、人間に都合の良い働きと悪い働きとがあります。「良い働き」は、細菌やウイルスを殺して健康を守ってくれることですが、「悪い働き」は、その逆に、正常な細胞を傷つけて老化や病気を引き起こすということです。

毎日呼吸している酸素の約2%は、カラダの中で活性酸素に変化します。ほかにもカラダの中では、さまざまなところで活性酸素が生まれています。

1970年代以降、研究が進む中で、活性酸素はガンや動脈硬化、脳梗塞、心臓病など万病の元となることがわかってきました。ここではっきりいえることは、現代の生活はこれまで以上に活性酸素の危険と隣り合わせということです。だからこそ、現代生活の中で“未病”以上にならないような予防を考えるときに、活性酸素対策が大切だと、私は考えています。

死ぬまで元気に自分の力で生きていきたい。そんな当たり前の願いをかなえるためにも自分のカラダを自分で手当てするセルフメディケーションは欠かせません。

By |2018-12-08T16:22:16+00:002018年11月9日|カテゴリー: 権威者紹介 |星子 尚美 はコメントを受け付けていません。

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星子尚美(ほしこなおみ)星子クリニック院長・医学博士。全人的医療を目指した自由診療のみの代替医療のクリニックを開業。ガン、生活習慣病などの難病に苦しむ患者の治療と予防医療を行っている。東久邇宮国際文化褒賞を授与されるなど、予防医学の分野で多大な功績を残し続けている。